今日は鍼灸の医療事故の「折鍼」(せっしん)について
お話していきたいと思います。
「折鍼」(せっしん)とは、
読んで字のごとく、鍼が折れることです。
ただ折れるのであれば、問題ないのですが、
体の中で折れて、体の中に残ってしまうので、大変な問題です。
ただ、現在は、あまり見られない問題でもあります。
ひと昔前まで、はりは銀の素材を使い、
その鍼を、消毒して、何回も使用していました。
何回も使用しているうちに、
鍼が、折れて、
体の中に残ってしまうという事故があいつぎました。
現在では、はりはステンレスの素材で作られ、
ディスポーザブル(使い捨て)になっています。
ですので、安心して、
鍼治療を受けていただければと思います。
次回は、お灸による「やけど」について、
お話ししたいと思います。
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