鍼灸の医療事故について ③(折鍼)

今日は鍼灸の医療事故の「折鍼」(せっしん)について

お話していきたいと思います。


「折鍼」(せっしん)とは、

読んで字のごとく、鍼が折れることです。

ただ折れるのであれば、問題ないのですが、

体の中で折れて、体の中に残ってしまうので、大変な問題です。


ただ、現在は、あまり見られない問題でもあります。

ひと昔前まで、はりは銀の素材を使い、

その鍼を、消毒して、何回も使用していました。

何回も使用しているうちに、

鍼が、折れて、

体の中に残ってしまうという事故があいつぎました。


現在では、はりはステンレスの素材で作られ、

ディスポーザブル(使い捨て)になっています。

ですので、安心して、

鍼治療を受けていただければと思います。


次回は、お灸による「やけど」について、

お話ししたいと思います。

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