みんなが鍼灸治療を受けないのはなぜ? ②


院長の西村です。

前回は、鍼灸治療は、

科学的エビデンスがないために、

信用が低く、

受診率が、7%という悲しい現実のお話をしました。


 今回は、 慶応大学医学部非常勤講師、 鳥海春樹先生のお話から、

鍼灸業界が取り組んでいる、

科学的エビデンスについてお話しします。


今、鍼灸業界では、様々な人たちが、

大学や、研究所で、

鍼灸の科学的エビデンスを実証しようと、

日々、研究を重ねています。


その研究の中でわかってきたことは、

はりやお灸の刺激が、中枢神経や末梢神経に、

何らかの影響を与えているということです。


しかしながら、

何らかの影響を与えているということは、

わかってきているのですが、

それが、

もっと詳しく、

どんな影響を与えているのかの実証は、

まだ、進んでいない状況です。


鳥海春樹先生は、

その実証方法に問題があるのではないかと、

考えているようです。


次回は、鍼灸の科学的エビデンス実証方法の

問題点と解決法について、

鳥海先生の見解をもとにしながら考えていきたいと思います。

  

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