鍼灸の医療事故について(続報)

今日は、「美容」の続きを書いていこうと思っていたのですが、

先日、巨人軍から、鍼灸業界主要9団体の質問状による回答が届いたようなので、

回答内容と、思うところを書いていきたいと思います。


巨人軍からの回答

球団は今月7付の書面で、故障のきっかけとなった長胸神経の麻痺について、「複数の医師が、発症時期や当該選手の問診等から、トレーナーが行った鍼治療が原因となった可能性が考えられると答えた。ただし、鍼治療以外にも、強い力がかかる他の外的要因によって長胸神経の麻痺が生じた可能性もあるとの意見も出た」などと回答した。

 さらに球団は「鍼治療が有効であることを十分に認識しており、現在も多くの選手やスタッフに対して鍼治療が行われている」と説明したうえで、「今後も引き続き鍼治療を活用していく方針に変わりはない」と回答したと発表した。

ライブドアニュース


質問状の中にあった、

どのトレーナー、

どの医者が、

どのような施術や経緯で

という箇所については、詳しい回答はありませんでした。


ただ、引き続き、大事な選手たちに、

鍼治療を行なっているというのは、

大きな意味を持っている回答だと感じます。


1996年に槙原投手が、

球団のトレーナーによる、鍼治療の施術ミスで、

先のブログで記載した「気胸」で

入院した件に比べると、

ちょっともやっとしますが・・・。


引き続き、

われわれ鍼灸師は、

気を引き締め、

施術に望まなくてはならないと

強く感じます。


次回は、「美容」について再開します。

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